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バスケJR東日本秋田が2年連続優勝だが

 実業団日本一を決める大会
第37回全日本実業団バスケットボール選手権大会の決勝戦は
JR東日本秋田VS日本無線
となった。結果は66-40でJR東日本秋田が2年連続2回目の優勝を果たした。
 JR秋田はどの試合も圧倒的な点差で勝利しており、間違いなく今一番日本リーグに近いチームであろう。bjリーグで新潟とさいたまが抜けるため、私は日本リーグに新規参入があると予想している。しかし、プロ野球と同様に新規参入には様々な壁がある。その一つがである。
 日本リーグで試合をするには大きな参加費、分担金が必要になる。その金額は何百万とかかり、福利厚生が目的のバスケ部が払える金額ではないし、企業スポーツの現在の立場からも会社側が日本リーグを広告と考えるには割に合わない。
 もう一つが地理的な壁である。その名の通り、JR秋田は本拠地を秋田に置く。もし、JR秋田が日本リーグに参入したら相手チームの移動費が跳ね上がる。これ以上の出費を出して日本リーグでの活動を続ける企業があるだろうか。
 
 しかし、困難な壁も考え方によってはチャンスとなる。私が協会の会長ならばJR秋田をぜひ日本リーグに招き入れたい。そして参加費や分担金は大幅減額。その代わり、スーパーリーグ、日本リーグの試合における各チームの電車、新幹線での移動に社割を適用してもらう。JR秋田からすればせいぜい1チーム30人くらいを安く乗せることくらい他愛もないだろう。他の企業からすれば移動費が削減され、日本リーグに所属することのデメリットが多少解消される。つまり大会全体の経費削減になる。さらに東北での試合も増え、bjリーグに対抗することもできる。(将来はJBLとbjが合体すれば秋田、宮城とバランスの取れた配置になる。)

 どんどんと動きを見せるbjリーグ。全く動きを見せない協会(動いていない可能性もある)。
とにかくコートの上での激しい、レベルの高いバスケの戦いが早く見たいものだ。

 
by youngmayor | 2005-02-15 12:53 | バスケット改革案