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兄弟けんかの重要性

Excite エキサイト : 社会ニュース
全国の公立小学校の児童が04年度に起こした校内暴力は1890件で、前年度(1600件)に比べて18.1%増えて過去最悪となったことが、文部科学省の調査で分かった。小中高校を合計した校内暴力の件数は前年度より4.0%減っており、「キレやすくなっている」と指摘される小学生の突出ぶりが目立っている。

ライオンの子どもはじゃれ合いながら力の加減を学び、狩りに役立てる。しかし、その過程で怪我を負わせたり、本気の噛み合いになることはない。この「じゃれ合い」も兄弟がいなければ学ぶことが出来ない。

私は三人兄弟なので子どものころはよく兄弟けんかをした。そして、弟をグーで叩くと泣くことや硬いものを投げて当たるとものすごく痛いことも学んだ。成長していけば力は強くなり「どれだけ自分の力が強いのか」は小さい子どものときに体が覚えているものだと思う。

今年の夏に子ども達がたくさんいる川を岸から見ていた時、兄弟けんかが起こった。始めは水を掛け合う程度だったが次第にエスカレートしていき、弟が兄を叩き、兄が川の中の石を拾い出した。「まさか」と思った瞬間、その「まさか」が起き、弟の額に石が当たった。弟は尋常でない鳴き声を上げ、母親の方へ走り寄る。状況を察した母親は石を投げた兄の頬を叩き、とにかく叱っていた。

兄弟けんかで加減を知ることが出来なくなった今日の子ども達がけんかをを通り過ぎ、暴力(暴れる力)をコントロールできなくなったのはやはり少子化のせいだと私は思う。

兄弟けんかの思い出がある方はここをクリック
by youngmayor | 2005-09-24 10:30 | 世の中に言いたいこと