あ、先に言っておきますが、今週の試合は速報します!
いや~日曜日の試合は熱かった。見ましたか?残り6分12点差を追いつき、延長戦に持ち込み、延長の最後にブザービーターの逆転勝利!そうそう見られるモノじゃございません。きっと大半の人が諦めていたのでは・・・。
という訳で遅くなりましたが、11月13日(日)黒田電気ブリットスピリッツvs石川ブルースパークスを振り返ります。5日間経っても色褪せず鮮明に思い出せます。
1ピリの最終スコアは12-15。互いにミスが多い立ち上がりでしたが、
石川の3Pシュートが好調でその分石川がリードしました。
2ピリは黒田電気のオフェンスの動きが止まってしまい、単調な攻めばかりでした。
その為、オフェンスリバウンドにも絡めず、石川の速攻が多くなり、22-35で前半終了。1ピリかっ!とツッコミたくなるロースコアな展開でした。ハーフタイムにはディフェンスは継続して激しく行き、走っていこうと意思統一しました。
しかし、3ピリも流れはなかなか変わらず点差を詰めることが出来ない。相手の#24高村が会場を唸らせるほどの嫌な、巧なシュートなどで調子に乗ってしまった。ここで#5滝本、#6清水が登場。#6清水は#24高村をよくディフェンスしてました。フリースローも2本しっかり決めて試合後は満足気でした。#5滝本もワンポイントシューターとしてしっかり3Pシュート決めてくれました。頼もしかった~。そして、残り4秒でマイボールになり、#13富田がゴールに向かってドリブルを開始。
3、ハーフラインを越え、
2、ディフェンスを一人かわし、
1、体を少し流しながらの3Pシュート!と同時に0!
これが見事にブザービーターで決まり1点だけこのピリオドで点差を縮めることに成功。38-50とした。ベンチから迎えられる富田からはすでに嬉しさはなく、すでに4ピリをどうするかを考えた険しい表情をしていたのが印象的です。
しかし、1ピリから3ピリまでは#77小野寺の獅子奮迅、孤軍奮闘といった活躍でした。ファウルをものともせず立ち向かっていくプレーは彼の特徴です。
勝負の4ピリもはじめは石川の外国人にダンクされたり、リバウンドのルーズボールがなんとなく相手の前に落ちたり不運な感じがありましたが、点差が一気に開く事はなくじっと耐え続けました。ターニングポイントは相手のミスで連続得点が入ったところでしょうか。石川はすぐにタイムアウトを取りましたが、黒田電気は「まだいける。」という気持ちになっていました。
残り6分12点差。ここからディフェンスリバウンドを菅谷が取り、富田が運び、周りが走る・・・のパターンが増えて点差がみるみる縮まっていきます。プレミアものの#7吉留の3Pもあり、冷えかけていた観客のボルテージも上がり、ワンプレーごとに拍手と声援が送られる。選手達がそれに応える。#13富田、#15綿貫は足を攣る。
ここでキュンとしたのが綿貫が足を攣った時に肩を貸したのが石川の北村選手。実は大学時代の苦楽を供にした同期です。ああ同期愛。この素晴らしい光景を見て私も吉留と清水の隣に席を移動しました(気付いた人いますか?)。
流れを掴んだ黒田電気は怒涛の攻撃で残り1分#19菅谷のフリーシュートで逆転に成功!あとは時間を使ってタイムアップ。といきたかったが、残り2秒で痛恨のファウル。石川のチームファウルフリースローが2本決まり延長戦へ突入。
延長戦に入っても#5滝本がミスマッチながらも必死にディフェンスをして攻撃に繋げ、ミドルシュートを決める。黒田電気はスタメンだけじゃないことを実感、一気に6点差をつける。このまま逃げ切りたかったが、石川の『曲者』#24高村が3Pシュートを決め、再び追いついてくる。タイムアウトごとに富田は足の攣りをこらえる。さらに残り15秒には石川#2綿貫の逆転3Pシュートが決まってしまい、72-73と1点ビハインドしてしまう。窮地に立たされた黒田電気だが、バスケットボールのゲームとしてはこれまでにない好ゲーム。黒田電気は最後のタイムアウトを取り入念に作戦を確認する。最後は○○が△△して、◎◎のシュート(企業秘密)だったのですが、なんだかゴール下でごちゃごちゃ人が倒れていき、ルーズボールが富田の下に。ペイント内のちょっと微妙な距離だったが富田は躊躇せずシュート。と、同時にブザー・・・。全員が息を飲み、ほんの一瞬だけ静かになった気がしましたが、その後すぐに割れんばかりの大歓声!シュートは認められて74-73の大逆転勝利!
あれ?なんだかピリオドが進むにつれて文章が長くなってしまった・・・。
まあということで、勢いをつけて今週の上位との対決も頑張ります。念を名古屋より少し北側の方へ修正して飛ばして頂けますようお願い致します。